北陸丸の思い出(2001年5月〜2002年2月)

 

オーストラリアはニューキャッスル(シドニーの北方)で石炭を約86000トン積み、敦賀(福井県)の発電所でその石炭を揚荷する。現在の日本では、発電の約3割は、石炭による火力発電に頼っていると言われている。約9ヶ月7航海した。その時撮った写真をもとに思い出を語ることにする。

 

 

この日は、ちょうど船首左舷に、虹がかかった。空の雲と海の青さと鮮やかな虹のコントラストがきれいだった。

 


 

夜明けの海。この日は凪だった。


 

救命艇が離脱装置より離れた瞬間。

3ヶ月に一度、この訓練をする。

乗組員を乗せての訓練となるので、危険な作業だ。

 

 


 

救命艇離脱訓練前の1ショット。右端は現場

指揮者である1等航海士の筆者。

 

 


 

 

ニューキャッスルでの石炭積み作業。

大きなベルトコンベアーで

約1日で86000トンの石炭が本船ホールド

(船倉)に積まれていく。

 


 

ニューキャッスル出港時の船首S/B要員。

全員フィリピン人だ。彼らを上手に使いながら

出港させる。

背景は古き良きイギリスの伝統を残した中心

街の建物が見える。

 


 

 

敦賀港(福井県)発電所での石炭揚荷風景。

大きな2基のベルトコンベアーで揚荷を

行う。


 

敦賀港では、家内が面会に来てくれた。

ブリッジ(船橋:操舵室)での1ショット。


 

今日は甲板手フレッド君(左端)の誕生パーティだ。フィリピンクルーは陽気で、芸達者な者が多い。ギターにキーボードの生演奏でのカラオケだ。

 

 


 

フィルクルーのパーティにつきものの豚の頭の丸焼き(写真手前)

ほほの辺りの肉が一番美味だ。

 


 

特製北陸丸オリジナルTシャツ。

筆者自身でパソコンを駆使して作成した。


 

大時化の中、船首を上下に揺らせながら

(大型船は船が前後方向に相当しなる)

航行中。

 


 

真っ暗になる前の一瞬の場面。

赤紫に空が染まる至福の風景だ。

 


 

 

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